7月ノート
「祭りと函館とサッカー」
 7月にも様々なイベントがあった。まずは2日の緑丘祭である。緑丘祭といえばわが部の強さを他の学生に誇示できる商大駅伝がある。今年は2チームの参加であった。しかし、この商大駅伝で北星大学に勝てるようチーム分けに頭を悩ませ、絶対に走ってくれないだろうと予想されていた○滝の説得までして走ることを承諾させた赤い男はスタートの時間、その場にはいなかった。駅伝2日前に精神が肉体を凌駕した赤い男はそのとき6Vの電気を流されていた。駅伝の結果は見事、北星大学に勝利し、目標のビール券をたんまりともらった。選手達はその走りに満足げで、マネたちは駅伝のお手伝いをやり遂げたという誇らしげな顔をしていた。走れないうえに治療に時間がかかり遅刻した赤い男はバツの悪そうな顔をしながら足を引きずっていた…。
 その後の緑丘祭はみんな楽しんでいた。何人かの1年女の子がダウンするほどである。ただ、一番気になったのはH崎がジャンケンをして負けたら服を脱ぐというbaseball knuckleに夢中であったことである。彼の携帯のデータフォルダは男の裸でいっぱいだった。あんな無邪気な笑顔をした人間を見たのは久しぶりだった。
 次週、9日は函館で地区体であった。もちろん宿泊は「お宿青空」。おばちゃんは健在だった。前日の夜中に到着した僕たちは次の日の大会のためすぐに寝ることになった。5000Mの選手以外は朝早く出発することとなっていた。そして次の日の朝、ゆっくり起きる予定の5000Mの選手の耳に浜○の「ゼッケンねぇ!ゼッケンねぇ!」という悲痛な叫びが響いた。しかし、その声を聞きながらも2度寝をするのは最高だった。
 大会の次の日、朝市に行った。大会よりもこの朝市でのウニ丼に完全にピントがあっていた人間がそれを提案した。その後は観光をして函館を満喫した。最近、水留からミドルネームをもらった浜崎・S・慎二は青函連絡船・摩周丸で満面の笑顔のままモールス信号を打ち、ラッキーピエロで小川と「ふとっちょバーガー」を食べていた。とても楽しそうだった。
 20日には再び、スキー部サッカーをした。前回、勝ったためきっといい勝負ができるだろうと考えていたが彼らは相当うまくなっていた。正直、歯が立たなかった。陸上部はカウンター狙いの中東サッカーしかできなかったのが悔やまれた。そして赤い男はこの日、足の捻挫を再発させた…。
 今月もイベントがたくさんあった。来月からはいよいよ夏休み。帰省してもちゃんと練習はしようね。
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